「なんか感動したい人にはよくまとまっていて見せ方も上手くいってそうだし、いいんじゃないでしょうか」というのが基本的なかんそうなんですが、それはそれとして、わたしはなんでそう振る舞うんだよと納得できないシーンがあると気になってしまうタチなので、色々気になるシーンはありました。
posted at 00:11:16
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「なんか感動したい人にはよくまとまっていて見せ方も上手くいってそうだし、いいんじゃないでしょうか」というのが基本的なかんそうなんですが、それはそれとして、わたしはなんでそう振る舞うんだよと納得できないシーンがあると気になってしまうタチなので、色々気になるシーンはありました。
posted at 00:11:16
でもまあ、おそらく、主人公コンビについては(ホームズでない)原作シリーズ?とかがあってそれを知っていたらすっと受け入れられるものなのだろうと推察できるのでいいのですが……
posted at 00:13:09
肝心の、最後の感動クライマックスシーンが流れている間にはずっと「いや『起きて』じゃなくて、はよ担いでさっさと逃げろや」と思いながら観る羽目になっていたので、鑑後感はちょっとビミョーでした。 #あと准教授結局徒花かよ
posted at 00:14:59
雨がめっちゃ降るっぽいのでさっさと帰らねば
posted at 00:18:18
ふー(洗濯機待ち)
posted at 01:28:40
GamesWorkshopの話については、仮に御作をハリウッドで映画化しますという話になった時でも40000宇宙を奇麗で希望が根底にある世界にしていく様子がまったくないようだったら流石って話なわけですが、フランス向けにブレトニアを奇麗で希望溢れた王国にした前科があるので黒目に見てます(眼鏡クイッ)
posted at 01:57:27
#いや別に奇麗で希望溢れていてもそれ自体は別にいいのですが・・・
posted at 01:58:04
posted at 01:59:34
@D16 流石にわたしも薄汚いネズミ取りの精神がとか言い出すつもりはまったくなく、奇麗であれ汚くあれ、押し寄せる怒濤に抗う力強い精神性が様々な形で描かれているなあとは思っております。 https://pic.twitter.com/ZMg44MiTuc
posted at 02:12:51
露下院、「対日戦勝記念日」の復活を否決 http://dlvr.it/SSb4k8
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retweeted at 13:43:51
「欧州委員会の提案は、児童に対する犯罪と戦うという名目で、数多くのテクノロジー企業にメッセージのスキャン、分析を義務づけている。電子メール、テキスト、ソーシャルメディアのメッセージ、DM、そのすべてが、平文でのアクセスとスキャンの対象になる」https://p2ptk.org/privacy/3672
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retweeted at 15:03:18
相変わらずザ・ローフルイービルって感じである #デーモンと戦うためにと言って出てくるデヴィルの提案
posted at 15:04:27
山月記の李徴は、原作人虎伝李徴の傲岸なる中世貴顕らしい振る舞いが現代人(*20c半ば)向けに削ぎ落とされて青白いヒョロ長文学青年にされてるところがキモなわけで、鬱屈した自尊心だけで虎になれる辺りがポストニューエイジ的ポップカルチャーにウケ続けているポイントなのかなと思うわけですが……
posted at 16:26:57
その現代ポップカルチャー的な空間での文学青年的なものの周囲には妻子という存在の居場所はないよな、というようなことをサイコストーカーチック袁傪文化の流行を見ながら感じるところでもあります。(中島敦が背景にしていたであろう20世紀前半的な文学青年像の中にはあった一方で、ということ)
posted at 16:29:55
@Masinissa2016 山月記執筆くらいの頃にはまだ「お前の子は我が子も同然だ」と言う関係は許容されそうなものですが、今となってはそれも、公言するとむしろ非難を受けそうな類の言説にまでなっていそうですし、山月記が袁傪の返事を省略したのは結果論的に(現在的)正解になってしまいましたね。
posted at 17:54:09
@Masinissa2016 なるほどそんな文脈が! 人虎伝の李徴の振る舞いは実際かなり悪代官ぽいなと思っていたので、納得です。悪代官という立場性そのものからは外しているあたり、なるほど個人なるものに光を当てようとしている様はうかがえますね。
posted at 18:23:28
今何気なく、李徴が科挙を通って初任官した頃ってどういう時代だったのかと確認したら、ちょうど安史の乱で長安が攻められて潼関防衛戦をやってた頃じゃないですか(「天宝十五載春」)。李徴の家があったという虢略はちょうど潼関のすぐ東の辺りだし。 #オイオイオイ
posted at 18:49:42
作者がどの程度狙っていたのかはよく分からないけれど、とりあえず、直接の後ろ盾になっていた親族や自分の生活基盤は(少なくとも一時的には)吹っ飛んでいたのではないか。
posted at 18:54:13
江南の尉というのも、安史の乱が勃発して実質強制譲位なんかもあったりウイグルなんかも交えてバチバチやっていた時期だし、単に畿内の尉ではないですねえくらいのノリ以上のものはあったのかもしれないな。
posted at 18:59:47
なお、別に江南の尉といっても、まあ現代日本で敢えて喩えるなら、国家公務員一種試験でなんか財務や経産とかに受かって「とりあえず地方回りからな」と言われて地方に出向させられたら「この俺様がこんなくだらん仕事してられるか」と言って辞めてしまった、みたいな話なので全然出世コース乗りです。
posted at 19:04:45
で、それに加えて、内乱が起きて首都が危うくなっていたという文脈が重なってきてたと気付いたので……という話であった。
posted at 19:06:46
あと先程もちらと触れましたが原作の李徴は青白い文学青年では別になく、生まれや才能をかさに来た不遜で横暴な青年貴族なので(科挙に進士で合格するような学習も積んでいるので詩文も当然できる)、まあいろいろ色彩が違います。 https://twitter.com/nirvanaheim/status/1539510233491730438…
posted at 19:12:35
(生まれといっても「皇族子」なので、当時権勢があったとかではなく皇統から別れてすぐの庶流みたいなポジションだったのではないか)
posted at 19:15:47
茅原クレセ@星屑②9/12発売@kayaharakurese1
ネイルサロンの人に好きな漫画聞かれて「遊戯王とかですかね〜」って言ったら「顎のやつですよね?」って言われた 第一声それ?
Retweeted by にるば@冬コミ1日目・東ポ15ab
retweeted at 19:26:11
「見切られてる」感
posted at 19:26:18
だいぶ曹操っぽい
Retweeted by にるば@冬コミ1日目・東ポ15ab
retweeted at 19:32:05
な……る……ほど!? (地方官に赴任した後に官を辞して引きこもり、時に世では乱が起き、それはそれとして人妻と通じて妨害してきたその家族を皆殺しにする……なるほどたしかに曹操だ……)
posted at 19:35:16
@Masinissa2016 流れで袁傪が袁紹になってしまう……
posted at 19:57:29
山月記も人虎伝も「へへ、まあ、見たことはあります」くらいのアレでしたが、今日は軽い気持ちで確認したら安史の乱の最中の話だったとは……って感じでにわかに驚きましたね。(江南の尉とかをやって数年、退官してこもって一年余、江南の役人にタカって一年余、そして発狂なのでまだ乱中) #ニワカ面
posted at 21:16:25
@Masinissa2016 中央はともかく地方は治安が本当に不安定だったでしょうし、そういう時代におそらく元部下の現地長吏にタカって「所獲饋遺甚多」だった李徴は、むしろ袁傪に粛正されるべき存在でしたね。史実でも実際にそういう中央出向の官がのさばっていたということなんでしょうが。
posted at 21:27:05
@Masinissa2016 まあそうなりますよねw
posted at 21:35:57
ちなみに原作李徴ですが、虎になった経緯というか要因も違い、山月記がフィーチャーした詩作も単に、袁傪に「どれもヤバい詩文だ、やっぱお前ってスゲーよ。それなのになんでこうなっちゃったの。おそらく、心当たりはあるんだろ」と言わせるためのお膳立て道具です。 https://twitter.com/nirvanaheim/status/1539551919655464960…
posted at 21:36:25
@Masinissa2016 西洋にはこういう時にも、美に投資するための神の前で悖らぬ理論武装がありましたからね……! #不正な家令として得たマンモンを神のために使って浄化しよう
posted at 21:42:54
原作李徴は、皇室の傍流に生まれた高貴で優秀な人物であることを鼻にかけて、地方に赴任すること自体を嫌がり、同僚との宴がたけなわになる頃に「俺は本来ならお前らなんかと一緒の立場にはいないんだぞ」とか言い出して周囲から嫌われ、こんなグズどもと一緒にいられるかと辞めちゃうような男で……
posted at 21:50:05
で、悠々自適に暮らしてみたら一年ちょいで財産が危機になってきたので、おそらく江南時代に部下だった現地上層役人にタカって一年ちょいの間お客様としてふらふらと暮らし、多額の「贈り物」とともに出て行ったような男で、そういうのが横暴さによってまあ天罰を受けすべてを失った後の話なわけです。
posted at 21:55:00
山月記李徴は頑なで鬱屈した自尊心が勝手に内で高まり、虎になって結果的に人を襲うに至ったので、どことなく追いつめられた陰キャが彫刻刀を振り回し出すような風情が醸し出されますが、人虎伝李徴は元々攻撃的で弱い者を平然と食らうような人物だったから、単に人格に相応しく虎になったわけですね。
posted at 22:06:35
原作袁傪はたまたま原作李徴と同じくらい強者だったから対等に付き合えたんですね。 #なお人格
posted at 22:11:45
@Masinissa2016 なるほど、顔真卿と同クラスの人物だったんですね。
posted at 22:23:31
雑に人虎伝を原作とだけ書いてきたけど、さらなる元ネタの人物伝(『宣室志』補遺)では進士に登ったのが「天寶十載春」らしい。五年遡った。まだ安禄山が楊貴妃の赤ん坊を演じてオモシロ廷臣として玄宗朝に入り込みつつあった平和な頃ですね。 https://twitter.com/nirvanaheim/status/1539583081622806528…
posted at 22:32:19
@Masinissa2016 伝説の元になった行方不明者李徴はいそうですね
posted at 22:54:37
@Masinissa2016 状況証拠というか根拠だけの状態から、細かい史料が出てきたらよかったですねえ。
posted at 23:09:26
@Masinissa2016 日本でも中国でも受け入れられそうな気が全くしないので、業腹ですが英語で発進していくのがよい処世ということになってきそうで業腹ですね。
posted at 23:16:29