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にるば@nirvanaheim

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2022年04月29日(金)24 tweetssource

4月29日

@ToruKumagai

熊谷 徹@ToruKumagai

これが残念ながら、欧州のレアールポリティークの現実です。

プラハの春の時も、ハンガリー動乱の時も、ポーランドでの連帯弾圧の時も、ドイツはチェコ人やハンガリー人、ポーランド人を助けませんでした。 pic.twitter.com/wW3uPyphXL

Retweeted by にるば

retweeted at 15:44:13

4月29日

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そりゃあ、当時は「鉄のカーテン」の向こう側の話だったわけだから、助けるって言われてもっていう話だったろうことに疑いはないが……

posted at 15:44:47

4月29日

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にるば@nirvanaheim

もちろん、今も、そして二ヶ月前までは今以上に、ウクライナなんてロシアの庭だから積極的に関わるべきではないとドイツ指導層が思っていたろうことに特に疑いもないですが……

posted at 15:46:18

4月29日

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しかし蒼天航路の「理の外」と言えば、曹操を合理主義の権化として成立しているアングルなわけだけれど、官渡大戦辺りまではむしろ曹操の方こそ理の外というアングルだよね構図的には。まあ、文脈が違うから同じ理として語るべきでないと片づけてもいい話ではあるけれども。

posted at 19:57:28

4月29日

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文脈が違うという点を統合的に扱おうとするならば、「至弱」の頃には曹操より強大なものとして抗うべきものだった通俗的合理が、曹操が勝利によって至強の座に至るとともに位置づけが変わって、少なくとも一面としては曹操におもねって内部をヒビ割らせてくるものになったと……

posted at 20:06:01

4月29日

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にるば@nirvanaheim

そして、それが一方では、おもねることができずに曹操自体についていけないと抗ってくるものも生んだという話で、後者を最終的に糾合したのが劉備という話になるわけだけれど……

posted at 20:13:09

4月29日

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前者側を象徴させられたのが「儒との戦い」の作劇ではありつつも、当然ながら儒の中でも気骨のある人士は曹操に抗って自殺したり獄死したりする形になったわけだから、別に両文脈が峻別できるわけでもない。

posted at 20:14:35

4月29日

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劉備と民草観念の結びつきを強調して「武人であることが強調され続けた曹操が体現する軍人的な目的合理性、権勢におもねる通俗的社会性、そしていずれにも与せない無名人の非合理性」みたいな三極を構成する道もあるけど、吉本や魏諷の乱が関係付けられる以上は民草だけに単純化できないですからね。

posted at 20:21:16

4月29日

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(もちろん、その辺を架橋し糊塗するものが妖怪孔明による大陰謀としての魏諷誕生譚なのだが……)

posted at 20:21:57

4月29日

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@Masinissa2016 まあそれは否定し難いところですが……w 民衆と言っていれば地に足がついているというわけでもない、という意味では、地に足のついた土豪としての孫呉が劉備という夢を終わらせるという作劇は、「革命の夢の時代が潰える平成初期」を感じさせてくれなくもないですね。

posted at 20:33:12

4月29日

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にるば@nirvanaheim

@Masinissa2016 劉備と曹操にはちゃんと「民草」との関わり方を軸にした対比が入念に描かれた一方、孫権において民衆との関わり方が特に描かれることはなかったというのは色々示唆的ではありますね。ある意味、「民衆階級/武人・貴族階級という二極からだけでは歴史は語れない」というテーゼを浮き彫っているのかも。

posted at 20:50:34

4月29日

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にるば@nirvanaheim

蒼天曹操には、「通俗的合理性とその象徴としての儒」に対抗する要素として「軍人的目的合理主義」と「芸術家的主情主義」とが同時に付与されている辺りが、この「理」の話を物語に沿ってすっきりまとめさせてくれない要因という風にまとめることができようか、ってカンジ。

posted at 20:52:36

4月29日

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にるば@nirvanaheim

「イデオロギーと反イデオロギー」くらいに統合できそうな気がしてきましたが——曹操を理というまとまったものに想定しようとするとスッキリしなくなるので、曹操をこそアンチ/外にするとよくなる——そうなるとますます平成初期ってカンジですなあ。

posted at 20:56:36

4月29日

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@Masinissa2016 いや別に作者がそういう思想性をもって描いているという主張では(とりあえずは)なく、そう読み込むことができるな、という程度の話です。

posted at 21:00:48

4月29日

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にるば@nirvanaheim

これは要するに、蒼天劉備を「反体制というイデオロギーで大衆その他を糾合するカリスマポピュリスト」扱いするという話になるわけで、それが「生活保守的勢力の孫呉の横やりで倒れる」という筋書きになるわけですが、定軍山での夏侯淵との問答なんかそこを象徴させるに相応しい箇所と言える。 pic.twitter.com/m9QgNKthUp

posted at 21:12:40

4月29日

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それはそれとして、王欣太自身は明らかに非常に古典的なロマン主義的「反体制的義士」観念を強く指向していると思われるというのがあるので(まあ端的には「侠」の扱い方にあらわれてるよね)、孫呉という歴史的事実が劉備や関羽をああ描かせることになったということ自体が大変面白い話だよね。

posted at 21:16:54

4月29日

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にるば@nirvanaheim

まあ初期というか、初期らしいと片づけるよりは「平成の前半に先見的」とか扱われる流れに至るような筋立てかもしれない。

posted at 21:24:16

4月29日

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にるば@nirvanaheim

まあでも、達人伝でも秦が勝利する未来自体は不動だし(その後に成立する漢もまあね……)、ReMemberでもあのラストだったし、美学的範囲での反体制の末路というのはわきまえた上でロマンを描くという前提をもって考えれば、あの孫呉に引導を渡させることができたというのはむしろいい方だったのかも。

posted at 21:29:46

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