だから無常の思想というのは、あらゆる存在が儚いというようなことではなく、そもそも存在そのものが驚きである、というような逆転こそが本質ですよね。哲学の原初にも似た、存在への驚嘆の芽生え。
posted at 14:34:13
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だから無常の思想というのは、あらゆる存在が儚いというようなことではなく、そもそも存在そのものが驚きである、というような逆転こそが本質ですよね。哲学の原初にも似た、存在への驚嘆の芽生え。
posted at 14:34:13
唐木順三は、死を「はかない」とか「あはれ」と思う前に、すでに不慮の死が当然の日常で、生こそ僥倖だと捉える思想が生まれたときに、王長期から中世に時代が移ったと言っている。無常の思想は乱世時代の武士の思想だと。
posted at 14:22:40
死より生のほうが偉いということはない。むしろ宇宙では死こそ基本で、たまに生が生じては還っていく。
posted at 23:23:23
生きていること、死んでいること。なにがそれほど違うのか。それぞれの美しさのなかで。 https://pic.twitter.com/QuS4xUfHYc
posted at 17:40:05
哲学の問いには、時に奇妙なものや難解なものがあるが、最初からそうだったのではなく、素朴な問いを途中でやめないだけというところがある。どんな問いも、途中で切りやめなければ奇妙で深淵な場所に迷い込む。
posted at 21:05:43
僕が絵本『10才のころ、ぼくは考えた。』で書いていたようなテーマそのもののような会話が。子どもでもたしかに、こういうことを考える瞬間はありますね。 https://twitter.com/orionis23/status/1562282851571478528…
posted at 20:53:45
逆に本質的なことばかり考えると、世間のあらゆることがどうでもいいものに思え、いったい何のために生きているのかよく分からなくなる、という大きなデメリットがあるのだった。
posted at 15:59:17
本質的なことを考えるメリットは、何かがよく分かることよりも、日々無限に流れてくる些末でどうでもいいことをキャンセルできるという点にある気がする。
posted at 10:22:01
https://pic.twitter.com/tKZQCkeM3k
posted at 20:53:57
世界は軽やかで、移ろう。私たちは重く、留まる。そのことが私たちを苦しめるが、そのようにしてしか私たちは存在を肯定できない。リルケの詩情。
posted at 19:57:51
「すべての物は軽やかに漂おうとする。そのとき私たちはどこへでも顔を出し 重しのようにすべての上にのしかかる、自らの重みにうっとりとして。」─リルケ
posted at 18:01:33
光というメディウムを媒介に複数のレイヤーが重なる。印象派が抽象性を高めていった意味が分かる。人間の習慣的なスケールを離れると全てが抽象の海に消える。 https://pic.twitter.com/GJPNBZ9Jfj
posted at 09:56:00
https://pic.twitter.com/TS92edL5vn
posted at 07:38:23
世界は悲しくも、やはりどこか滑稽で笑うに値する。意味を深く考えていけば、どこかでカーンと無意味の音がする。全てが意味不明に見える瞬間が時おり訪れる。
posted at 19:48:46
鏡に映る風景がCGで生成した映像のみたいだった。こういうの見ると、視覚の捉える風景とは光の反射でしかないのだと思うな。 https://pic.twitter.com/JT9uoAricP
posted at 15:36:52
鏡に映る風景、雨。 https://pic.twitter.com/6H9NjnMeTX
posted at 15:19:53
気がつかない間に、1年間ほとんどの新しいメールを無視している人間になってしまっていた。しかし人生なにも変わらないのでもあった。
posted at 21:26:37
ある方から連絡があって、webサイトからの問い合わせメールが送信完了メッセージ出るのにSPAMとして弾かれていたことが分かった。メール無視してしまった形になった方々、すみません。対処しました...。。
https://kazeto.jp/
posted at 21:24:54
眠れない夜に訪れる救済はただの朝焼け。たぶん、これからもずっと。 https://pic.twitter.com/gx8bOOAMAH
posted at 05:07:31
真夏の日が身体にたまって眠りを妨げるみたいだ。夕方は少し風。一人で街を歩く。今日はすこしだけ愛することのできる夏の光があった。
https://www.instagram.com/p/ChHHpn2upNf/?igshid=YmMyMTA2M2Y=…
posted at 04:44:52
歴史とは、語(解釈)の統一権をめぐる闘争だ。それは唯一の起源と唯一の来歴の特権性を主張する力。デリダが見抜き、抗したのはこの権力構造そのものに内在する不可避の揺れだったのだと実感した。
posted at 17:49:20
無限の表記ゆれ。表記が揺れているのではなく、世界が揺れているような気がする(むろん表記も揺れている...)。誰かが揺れを統一しても、そのことによってまた新たな揺れが生じ、様々な統一という名の揺れが波紋のように干渉しあって世界が揺れる。
posted at 17:45:40
機械のように延々と校正作業。フッサールの「Protention」は「未来予持」で最近は読むことが多く、その語で書いていたのだけど、確認したらみすず『イデーン』でも訳語は「未来把持」なんですね。
posted at 17:42:46
夏はたしかに実存的になる。現実に生きているのか、物語の中に生きているのか。 https://twitter.com/kazeto/status/626309156559917057…
posted at 20:04:43
真夏の炎天下。黒い傘を差し、前身が真っ黒の服に「実存:現実に存在すること」と書かれたTシャツを着た青年とすれ違った。夏だ。
posted at 19:19:56