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下西 風澄@kazeto

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5,853日(2008/03/21より)
ツイート数
13,013(2.2件/日)

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2024年02月23日(金)4 tweetssource

2月23日

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下西 風澄@kazeto

「詩人は、早くに死にすぎるように思える。…それは、詩人が「言語」という人間の主体性の根幹にかかわる背骨のようなものを、あまりにもあっさりと投げ捨てるからではないか。」

posted at 19:20:19

2月23日

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下西 風澄@kazeto

来月には数編の詩の寄稿があって、これまでもユリイカや新聞などいくつかの詩の寄稿が散らばっている。いつかまとめて「詩集」として出版できたらいいな。そんな機会があるだろうか。

posted at 19:13:42

2024年02月22日(木)5 tweetssource

2月22日

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下西 風澄@kazeto

両者に共通していたのは、谷川俊太郎の非歴史性(周東「過去がない人」、岩倉「無時間性の根」)と、それでも/それゆえに脱自的に書かれ続けてしまう詩(周東「言葉の再組織化」、岩倉「言葉をして語らしめる」)。僕の論考もこのことを別に語ろうとしていたのだと思う。

posted at 23:41:20

2月22日

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下西 風澄@kazeto

このユリイカ特集号は谷川俊太郎について考えるためのあらゆる視座があって充実していますね。まだ全部は読めていないのですが、とくに周東美材「子どもの詩人・谷川俊太郎」と岩倉文也「谷川俊太郎だけが詩人なのであって、他に詩人なんていないのかもしれない」には共感を覚えました。… twitter.com/i/web/status/1

posted at 22:05:57

2月22日

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下西 風澄@kazeto

「青空を見つめて死なない 谷川俊太郎について」
あまりに親しんだ谷川俊太郎について、いったい何を書けばよいのかと思ったとき、ふと浮かんだ青空の詩。谷川俊太郎にとっての「青空」とは何か、という問いを書きました。『二十億光年の孤独』で描いた漆黒の宇宙空間から、可視光の青空へ。 pic.twitter.com/tqnmLIc3vP

posted at 18:11:54

2月22日

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下西 風澄@kazeto

昨日発売の『ユリイカ2024年3月臨時増刊号 総特集=92年目の谷川俊太郎』に「青空を見つめて死なない 谷川俊太郎について」という文章を寄稿しました。
なぜ谷川俊太郎は飄々と詩を書き続けることができるのか。鳥や蛙、風や光までが歌うこの国で。 pic.twitter.com/rTbOVCnH9y

posted at 18:04:58

2024年02月19日(月)4 tweetssource

2月19日

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下西 風澄@kazeto

政治哲学的にも僕はローティの「リベラル・アイロニスト」の立場に共感する。自分が最も重要だと思う正しささえ、偶然的かもしれないと受け入れながら、それでもそれを肯定する道を探していく。この矛盾に耐える知的勇気。いま、アイロニーが消えつつある世界で重要。 twitter.com/kazeto/status/

posted at 17:19:46

2月19日

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下西 風澄@kazeto

そして、ローティが「体系的哲学」が"終焉"する時代に、「哲学者の役割とはなにか?」と論じた問題提起も重要だと思っている。(実際にはこの箇所はゲラの前に削ってしまったのだけど...) pic.twitter.com/MjD2U8Kmkl

posted at 16:42:07

2月19日

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下西 風澄@kazeto

リチャード・ローティと言えば、僕はけっこう好きな哲学者で、拙著『生成と消滅の精神史』でも『哲学と自然の鏡』における哲学観をひとつの出発点にしている。政治哲学だけではなく、意識の哲学においても重要な哲学者。 pic.twitter.com/6jcwdVY6Px

posted at 16:32:16

2024年02月18日(日)4 tweetssource

2月18日

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下西 風澄@kazeto

人間であるということは魔術性を引き受けるということでもある。動物には現実しか存在しないのだから。

posted at 19:19:25

2月18日

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下西 風澄@kazeto

なにか文字や絵を書いただけで、意味や世界が生まれる。それは魔術的にも思える。文字や絵を読む人間の認知や意識がその世界生成を可能にしているが、それこそが文字にとっての環境だから、それは現実的な力でもあるし、人間は魔術的世界から抜けられないとも言える。

posted at 19:16:43

2月18日

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下西 風澄@kazeto

そう言いながら、なにか僕自身は、もうただこの世界になにかしらの小さな詩情とか思想を出現させればいいんじゃないかとも思っている。矛盾していますが。

posted at 18:44:26

2月18日

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下西 風澄@kazeto

批評的な能力というのは、ある思想をパラフレーズしたり別の文脈に接続する勘のようなものだけど、この外在的な読解力は、まず当の思想がどのような論理や構成によって成立しているかを正確に理解する内在的な読解力を前提にしている。どちらも重要だけど、哲学は後者の能力を鍛えるのに有用だと思う。

posted at 18:36:36

2024年02月17日(土)2 tweetssource

2月17日

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下西 風澄@kazeto

@adamtakahashi いえこちらこそ、面白く読ませてもらって、細かいところまで御本人に解説頂いてありがたかったです。またお話する機会、楽しみにしています!

posted at 22:22:57

2月17日

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下西 風澄@kazeto

『哲学者たちの天球』を遅ればせながら読みました。スコラ自然哲学に新しい光を当てつつ、生命論的な問題、運動と知性、統治性の権威と権力など、幅広い現代的な問を孕んだ本で刺激的でした。そして今日はアダムタカハシさん@adamtakahashi とも直接お話をさせてもらって楽しかったです。 twitter.com/i/web/status/1

posted at 21:54:32

2024年02月16日(金)3 tweetssource

2月16日

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下西 風澄@kazeto

OpenAIの技術を見ていると「知性=海」という比喩は遠くないようにも思える。ChatGPTにも思ったけど、AIは人間の知的な「道具」なのではなく、あらゆる潜在的な世界が存在する「可能性の海」なのでは、と。人間は用途や目的に合わせて個別性を切り出して利用すべしという思想。

posted at 22:17:18

2月16日

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下西 風澄@kazeto

実際にSoraは人間の創った映像を食べて近似・生成しているのだから、これから映像にせよテクストにせよ、基本的に人間の創ったものは巨大なデータベースの餌になる。しかしこれまでもそうだったとも言える。創造はミクロでジャンクな生態系と、その上澄みの成果物の両方によって成り立つ。

posted at 21:09:02

2月16日

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下西 風澄@kazeto

OpenAIの「Sora」を見て『惑星ソラリス』を思い出した。人間の生み出したイメージを読み取って、それを具現化してしまう海のような知性体「Solaris」。

posted at 21:02:02

2024年02月14日(水)6 tweetssource

2月14日

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下西 風澄@kazeto

まぁ僕みたいに考える人は、今の文化や人文領域からは非難されるだろうことは分かっているけど、こういうことを言い続けている。ものを考えるってのはいろんなやり方もあるからね。

posted at 22:32:18

2月14日

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下西 風澄@kazeto

想像力は目の前の現実に対して無力であり、その代わりに文化というものを通じた、目に見えない人間の微かな変容を生み、歴史という長い時間に紡がれる人間の倫理への貢献を得る。文化にはこの無力さに耐える勇気が必要だ。

posted at 22:25:51

2月14日

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下西 風澄@kazeto

シンプルな決断が求められる現実に対して、想像力の持つ豊かさとは、世界が複雑であることを何度も思い出させることに尽きる。政治は友と敵に分かつ。戦争に賛成か反対か。ここで友の中の敵を、敵の中の友を見る力、賛成/反対の理由とその曖昧な揺らぎを可視化する力。

posted at 22:18:44

2月14日

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下西 風澄@kazeto

つまるところ、人間にとっての世界の半分は幻想(物語/想像力)で出来ていて、この領土のために、文学、哲学、思想、芸術など人文的なものがある。この土地が痩せると、世界は単なる現実に飲み込まれる。人文的なものは現実とは違うやり方で、別の世界を考え創る必要がある。

posted at 22:06:08

2月14日

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下西 風澄@kazeto

現実の問題は、なにかしら妥協し、手を打って解決することができる。しかし、記憶、物語(歴史)などの幻想は、留まることを知らずに膨れ上がる。文学や芸術は、この想像力の昇華のために存在する。文化による免疫がないとき、幻想は暴走する。

posted at 21:58:33

2024年02月12日(月)5 tweetssource

2月12日

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下西 風澄@kazeto

あらゆる苦悩や問題を、必ずしもすべて解決する必要はない。この世界にはどうしようもないこともあり、それをどうしようもないと受け入れて、そのまま留めておくことがひとつの救いになることもある。

posted at 19:31:49

2月12日

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下西 風澄@kazeto

カフェで本を読んでいると、隣の女性が泣いていたのだ。向かいの男性が、どうにか解決できないかといろいろな状況や理由を聞いて幾つかの提案をしていたが、彼女はそのすべてをはねのけていた。彼女にとっておそらく、それは解決などしようもない「どうしようもない」ことだった。

posted at 19:25:32

2月12日

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下西 風澄@kazeto

昔から僕は相談を受けると、具体的な条件をクリアできる「問題」なのか、根本的な人間の不条理のような「苦悩」なのかを聞いていた。前者は整理して行動できるし、後者は気晴らしをするか苦悩を受け止めるしかない。前者は社会問題や政治への道を開き、後者は芸術や文学などの道を拓くものでもある。

posted at 18:51:40

2月12日

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下西 風澄@kazeto

「思っていることを言えない」と思うとき、状況や事情、感情や表現力など、具体的な条件で言えない時と、そもそも言語や自己認識の不可能性や限界、内部観測や一人称性など、原理的な条件で言えない時がある。これを便宜的に「経験的言えなさ」「超越論的言えなさ」としたら見通しがよくなる気がした。

posted at 18:46:21

2024年02月11日(日)3 tweetssource

2月11日

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曜日感覚がないせいか、たまに土日に外に出ると、いきなり人間が大量に増殖したような気になる。

posted at 18:23:01

2024年02月10日(土)2 tweetssource

2月10日

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下西 風澄@kazeto

たけしの「芸人に人権はいらない。代わりに好き勝手言わせてくれ。」発言は本質的な問いを孕んでいる。実際に中世日本の芸人的存在の中にはいわゆる「人非人」もいた。近代社会は全員を平等に包摂するが、時に近代のルールと価値観を望まない存在もいる。そのことも社会は受け入れるのか。

posted at 17:32:52

2024年02月08日(木)1 tweetsource

2月8日

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下西 風澄@kazeto

仮に「AIが意識を持っている」と判断され、非意識と意識が連続的とみなされるようになったら、本当に比較されるのは人間と機械の対比ではなく、人間同士の意識の所有率のようなものになるかもしれない。ある人は意識比率90%、ある人は20%と認定されるような。

posted at 22:20:31

2024年02月07日(水)2 tweetssource

2月7日

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下西 風澄@kazeto

全てを知っているわけでもなく、全くの未知でもない。いわゆる偶有性がやはり面白さを作るんだろう。かつてのtwitterにはそれがたしかにあった。偶有性がアルゴリズムに整理されて面白さも消えていった。

posted at 06:34:35

2月7日

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下西 風澄@kazeto

東京があってよかった。人間を誰でもない者にする都市。名前のある繋がりも大切だけど、人には孤独で匿名的に生きることができる場所も必要だ。

posted at 06:19:41

2024年02月06日(火)3 tweetssource

2月6日

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下西 風澄@kazeto

寒くて思考が進まないが、これが自然なのかもしれない。人は寒さのなかで、暑さのなかで思考し、何かを書いてきた。

posted at 22:58:47

2024年02月05日(月)4 tweetssource

2024年02月04日(日)2 tweetssource

2月4日

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下西 風澄@kazeto

すべてがつまびらかになり、秘密が消えていく世界。そのうち脳内もスキャンされて外的に判断されるかもしれない。しかしここには無限の深淵がある。意識は秘密。秘密を解き明かそうとする行為は、私性を抹消する。

posted at 22:44:41

2月4日

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下西 風澄@kazeto

なぜ人は、まったくディテールを知らないはずの他者のプライベートや内面の心についてものを言うのか。目に見えない複雑さこそ人生だと考える人と、目に見える構造こそ人生だと考える人がいるのかもしれない。

posted at 22:33:17

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