自分は、三島由紀夫の自決に親和的だった。小林秀雄や吉本隆明、たぶん山本七平もそうであったように。
ここきて、親和より、自然に受け取りつつある。ああ、諫死かと。
posted at 08:44:18
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自分は、三島由紀夫の自決に親和的だった。小林秀雄や吉本隆明、たぶん山本七平もそうであったように。
ここきて、親和より、自然に受け取りつつある。ああ、諫死かと。
posted at 08:44:18
イザヤ•ベンダサンは本多勝一の『中国の旅』をおちょくって、左派から「南京虐殺否定」とされ、これに鈴木明した『「南京大虐殺」のまぼろし』の右派文壇の流れがでてこれに山本七平も混ざり込み、みんないっしょくたに「南京虐殺否定派」とされた。
posted at 08:06:43
イザヤ・ベンダサンは、三島由紀夫は狂人ではないとした。司馬遼󠄁太郎は三島由紀夫をいわばフィクションと解した。
この件について、山本七平のコメントを知らない。
posted at 09:06:24
ゴッホがわかるかというと、わかる気がするが、言葉にならない。いや、語ることはできるのだが、そんなことが言いたいんじゃない。山本七平は屋根裏のような小さな作業場にゴッホが描いた靴を掲げていた。その気持ちもわかる。
posted at 08:37:06
世間では、イザヤ・ベンダサン=山本七平で落ち着いたし、著作権も山本家に譲られた感はあるが、ベンダサンと七平は、漱石の理解が違う感じがしてる。七平がよく理解さてない感も。
posted at 08:53:37
山本七平の死後、しばらくして著作権が山本七平に帰されることになったが、背景にホーレンスキーらの死があっただろう。それまでの著作権料がどこに投じられたかで、「イザヤ・ベンダサンの正体」がわかるはずだろうが、そう考える人はいそうにない。
posted at 09:46:05
イザヤ・ベンダサン(ホーレンスキー)の「日本教徒」という概念には、日本人が日本列島を失ったときの民族的アイデンティティを問う含みがある。山本七平は戦地体験からそれを類推して共同執筆者になったが、そこに齟齬はあっただろう。
posted at 09:42:51
吉本隆明とか山本七平は、アカデミックトレーニングを受けてないから、論文を書くとかできなかったんだろう。あ、吉本隆明は化学者で特許論文の仕事してたから、やる気になればできたか。
posted at 10:12:26
丸山眞男と山本七平、そして村上春樹には、あまり語られていない、西洋音楽への透徹した理解がある。これらが、その批評にミッシングになるが、そのことで、日本のアカデミズムや「現代思想」が可能になる。
posted at 09:13:04
コロナ禍で、山本七平的な空気論も思ったが、そういう枠組みでもないかとも思った。基本、山本七平は誤読されてる感は強い。
posted at 08:42:14
僕が山本七平や渡部昇一を尊敬してることもバッシング対象になるが、彼らが重視する著作群には僕はさほど関心はない。
posted at 12:22:35
山本七平はじみに読み継がれている。
posted at 09:29:19
高いけど、良書。訳者の柳瀬睦男(司祭でもあり)は山本七平の幼馴染の友人。
https://www.amazon.co.jp/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%AB%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%AE%9F%E5%9C%A8%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B-B-%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%82%A2/dp/4563020427…
posted at 17:17:24
小林秀雄のキリスト教傾倒の本質は、山本七平が見抜いている。山本は『本居宣長』の本質を見抜いた上で沈黙した。
posted at 08:37:09
いつかcakesで書こうと思っていた話はまたいずれどこかで。山本七平論、遠藤周作論、小林秀雄論、ヘッセ論とか。 https://twitter.com/finalvent/status/1529374678003109888…
posted at 17:19:46
「百人斬り競争」で山本七平は「百人切れるわけもない」と発想したが、イザヤ・ベンダサンは「勝利条件がない」と発想した。
posted at 10:31:23
山本七平が、明治という時代は、江戸期の中華文化の忘却を起こしたみたいに言ってたが、まあ、そう。そして、後期昭和は戦前を嫌悪の神話化した。鬼滅の刃とか、そういうのの緩和(明後日方向だが)かもしれない。
posted at 08:43:22
cakesの「新しい古典を読む」は、なんとか吉本隆明は終えたが、山本七平と遠藤周作は資料段階で、中断中。山本七平は『昭和東京ものがたり』、遠藤周作は『深い河』としたいが、『沈黙』かな。2年後機会があれば。
posted at 08:45:18
渡部昇一先生は「南京虐殺否定派」だったが、論法は稚拙で特に史学や思想で意味があるものでもなかった。山本七平はこの派に雑にいっしょくたにされがち。
posted at 09:16:15
山本七平さんは、年収の3倍ためたら独立していい、みたく言ってた。まあ、時代が違うが。
posted at 09:57:55
「イザヤ・ベン・ダサン」という呼称が日本で定着してるのも、実は聖書が読まれていないことを示してしまうアイロニーで、山本七平は大笑いしてたと思うが、考えついただろうホーレンスキーには若干悪意のようなものも感じる。
posted at 09:38:12
考えてみると、「聖書」って、どう読んでいい本か難しいなあ。そう言えば、山本七平さんご本人にその質問をしたことがあったな。「好きなようにお読みなさい」だったな。
posted at 09:17:07
山本七平には学問的な方法論がないのでアカデミックには読みにくい。吉本隆明も。
posted at 09:00:00
山本七平は、てれもあっただろうが、学術論文を出せばよかったと思う。丸山眞男や柳瀬睦男など個人親交はあったが、分野的に難しかったか。小室直樹はそれを企図していたが、達成せず。
posted at 08:58:48
困ったったことに、山本七平の雑本にさらっと貴重なことが書かれてたりする。あと、雑に見えてそうでもないとか。
posted at 08:55:51
それもそうでもないよ。山本七平さんは校正者でもあり編集者でもあり、原稿の手離れがよくて大手編集者好みで雑本が出すぎた。 https://twitter.com/ohkumaneco/status/1440825944655077377…
posted at 08:52:49
山本七平の奥さん、れい子夫人は若いころの写真を見ると現代のアイドルでもいけそう。で、七平と見合いして、気乗りしなかった。が、彼が盲人のために奉仕してるのを知り、生涯はこういう人と思ったらしい。
posted at 08:51:21
山本七平という人は何をした人かというと、本人の自覚では、個人経営の出版社・書店の店主。
posted at 08:44:57
そう言えば、山本七平の山本書店も、なくなって久しい。
posted at 08:43:40
山本七平が若いころ会った牧師さんは、その牧師さんが若いころ、警察に追われる人をかくまったことで拷問を受け、聴力を失い、最後、踏み切りで耳が聞こえないため電車に轢かれて死んだ。
posted at 09:17:14
山本七平は低く落ち着いた声で山手の上品な日本語使ってたな。
posted at 16:35:34
山本七平も重要なのは尊皇論で、きちんと専門家つけた史学プロジェクト組んで学術的な成果があったらよかったのに。
posted at 09:14:45
よくまとまっているけど、山本七平とベンダサンをごっちゃにしてるとは思った。ベンダサンは3人のペンネームで山本が入ってるけど、理解にはずれがある。山本は空気=霊=悪霊もあり、と捉えていたが、ベンダサン(ホーレンスキー)はそういう発想をしてない。 https://twitter.com/hidekih/status/1404936510592327683…
posted at 08:02:48
山本七平の「空気」と、ベンダサンの「空体語」は異なる考えかたで、山本も充分には理解できてなかったんじゃないかな。
posted at 08:54:28
日本兵は、飢えても死ぬ前に食う最期米を僅かに持っていた。で、結局食えずに果てる。山本七平は死兵を見かける最期米をあさって食って生き延びたらしい。
posted at 08:45:00
彼自身は実はそうでもないんですよ。世間的には正体は山本七平になってるけど、ベンダさんは引き際でさらっと日本に別れて七平さんを残してます。引き際時の原稿はサンデー毎日とかにあったけど、再録されてませんし、そもそも七平さんが死んで著作権譲渡されるまでけっこういろいろ封印されてました。 https://twitter.com/t9l3pp/status/1370522851518734340…
posted at 08:55:14
小林秀雄(批評家)も、結構系統して読んだので、わかったなあと確信したが、彼も奇跡体験を持ってる。山本七平もそれっぽい(おもて向き語ってない)。
posted at 09:29:23
自分から見ると、世の中変わったなあという感じはするが、昔読んだ山本七平の戦中戦後の考察の域を出ないようにも思う。
posted at 11:00:28
戦後リベラルは、皮肉なことに鶴見や丸山のような、大正リベラル・インテリが最終的には生き延びた。山本七平もそっちの部類だろう。例外は吉本でそのせいか鶴見とは仲が良かった。吉本は、反米反動化してしていく江藤とも仲良かった。奇妙な図柄には思えたが。
posted at 08:31:43
山本七平は判断ミスで部下をみんな殺害させてしまった。純粋に判断ミスとも言えないのかもしれないが。
posted at 09:55:18
山本七平は、上死んだ兵の指切って遺族に持ち帰れと上官から命令を受け、それに違和感を覚えていた。
posted at 09:53:45
人肉は別として、死んだ日本兵を見つけたら「最期米」あさりをして生き延びたと山本七平は言ってたな。 https://twitter.com/irokichi76/status/1206877237259063297…
posted at 09:51:42
山本七平は、日本語では軍が動かないから、軍隊語ができたと言ってた。洒落ではあるが、そういう面はある。
posted at 09:28:30
山本七平という人は、僕の印象だが、絶対に言えない善行を持っていたように思う。
ちなみに、障害者に教育する姿が知られて、結婚することになったようだ。そこは報われて終わり。
posted at 17:28:11
日本人は、たぶん、ユダヤ人を宗教から見てしまいがちだと思う。山本七平もそうだったが、実際のユダヤ人は、あれ、『Weeds ~ママの秘密』を見るといいよ。
posted at 08:09:12
山本七平は、若いころ、塚本虎二のような信仰に憧れをもち、そして違和感を持っていたんだろう。その違和感の部分が彼の核になったんだろうと思う。
人は若いころ、誰かに心酔したり、思想や正義に滑りこむ。でも、その違和感の中で、自分を見つけていくものだろう。
posted at 08:45:05
僕は、若い頃、山本七平という人はどういう信仰をもってる人かと興味もあったし、若かったから本人にもぶつけた。まあ、わからなかった。その感じは、息子さんの視点のズレからも感じた。
自分が60歳にもなってみるとわかる気がする。彼は彼の人生に顕現した神を読み取ろうとしてた。
posted at 08:40:49
山本七平は実際には気配りが上手というか上品な人だった。その分、とっつきづらさやそこにいてそこにいない感の人でもあった。
posted at 08:37:47
山本七平の奥さん、れい子夫人は、若い頃は、今の時代のアイドルでも通るくらい可愛い人で、心も純真、芯も強い。七平とは信仰的な敬意で結婚したようだ。七平のほうは普通にほだされてるふう。まあ、そういう人を嫁にし、七平も微妙な苦労をしたように察せられた。
posted at 08:35:25
吉本隆明にとって山本七平は理解不能だったし、逆もそうだった。
山本七平はレトリックが上手なんで膾炙しがちだが、意外に複雑な思想と感性があった。このあたりは、山本七平のファンとアンチが一番誤解してるようにも思う。
山本七平はちょっと運命がずれれば、童話作家だったかもしれない。
posted at 08:30:33
吉本隆明は意外に党派的だったようにも思うが、江藤淳や鶴見俊輔とは胸襟を開く感じだった。
吉本隆明と山本七平の対話は全くのすれ違いだった。
吉本隆明と森有正の対話はなかったと思うが、たぶん、ダメだっただろう。
posted at 08:24:53