ピンポイントの「災害リスク情報」は要注意。その「点」からわずかに離れた場所に何らかの「災害リスク情報」があっても見落とす可能性がある。ハザードマップは「点」じゃなくて「面」で見た方がいいと思う。 https://twitter.com/MLIT_JAPAN/status/1663409906186166272…
posted at 18:35:24
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ピンポイントの「災害リスク情報」は要注意。その「点」からわずかに離れた場所に何らかの「災害リスク情報」があっても見落とす可能性がある。ハザードマップは「点」じゃなくて「面」で見た方がいいと思う。 https://twitter.com/MLIT_JAPAN/status/1663409906186166272…
posted at 18:35:24
「重ねるハザードマップの『リスクをまとめて表示』機能は便利だが注意が必要」という話はいろいろな所でしつこくしつこく話しています。「点」の危険情報は一見「わかりやすい」けど誤解も生じやすいと思う。 https://pic.twitter.com/l04fpKimSA
posted at 18:39:13
住所を正確に入力したつもりが、位置情報がそこまで細かくなくて全然別の場所が示されちゃうなんて事もある。
posted at 19:02:22
たとえば「日本平夢テラス」の住所は「静岡市清水区草薙600−1」だけど、重ねるハザードマップでこの住所入力すると北東側約1.7kmの山中が表示される。この場所はどちらも「災害リスク情報」の表示がないけど、どちらかにリスク情報があれば誤解されそう。
posted at 19:02:22
ともかくピンポイントの「災害リスク情報」は本当に要注意。ハザードマップは点でなく広く面で見ましょうと言いつづけるしかないかな。
posted at 19:02:22
重ねるハザードマップの雰囲気が少し変わったね。先週は確かこうではなかったから、週明けに変わったのかな。「洪水」アイコン押すと右下に凡例がでるようになった。 https://pic.twitter.com/GoJEgznzv8
posted at 20:35:38
家屋倒壊等氾濫想定区域の情報がなくなったっ、と思ったら、すべての情報から選択→災害リスク情報→洪水浸水想定区域、と押してゆけば出た。災害リスク情報だけを押した状態では出ないというのがトラップだ。 https://pic.twitter.com/XPF5CHuy3w
posted at 20:35:39
土砂アイコンを押した状態では、土砂災害警戒区域しか表示されないようになったね。こうなるのは時間の問題だなとは思っていたけど。「ノーマークの場所で土石流が発生した!」とか言う人が出てくるだろうね。 https://pic.twitter.com/FoBkz5gHMa
posted at 20:35:39
別に悪い変化じゃないと思うけど、「重ねるハザードマップを見る上での注意」とかいう話をする側はいろいろ大変。自分は最近「最新の表示状態とは異なる場合があります」とか注記を入れるようにしてる。
posted at 20:35:40
「土砂災害警戒区域は土砂災害により住家等に被害が生じる可能性がある場所を指定しているので、土石流が発生して流れ下る上流域の渓流は土砂災害警戒区域には指定されません」という話は以前に書きました。https://note.com/disaster_i/n/nef8bed6b95b7…
posted at 20:41:12
高田にきたら、ともかくみつわで食べないと。 https://pic.twitter.com/aiAQtYcUEw
posted at 11:40:55
高田旅パスというのを出すと50円引きなのか
posted at 12:00:51
今日はこれで高田にきています。第1回の基調講演ということで、2時間程度いただいております。 https://twitter.com/rikutaka_city/status/1660882143491543041…
posted at 13:06:53
静岡新聞への寄稿記事に加筆。「警察官でもまずは安全確保が第一、ましてや民間人は当然安全確保を」というのがもっとも言いたかったことです→ (静岡)県警の津波避難ポスター 警察官も安全確保第一|https://note.com/disaster_i/n/nf88dbc45e3ca…
posted at 14:54:42
5月17日の静岡新聞に、当課作成の津波避難標語「さあスタート!」のポスターについて、静岡大学の牛山教授の記事が載りました。 https://pic.twitter.com/Uvz85Ix3NF
Retweeted by 牛山素行
retweeted at 15:02:10
河川工事で流路を狭めている中での大雨という状況かな。これはまた難しい形態の風水害・・・ » 兵庫 伊丹 天神川で堤防決壊 10棟余で浸水“工事で川幅狭く” | NHK | 気象 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230508/k10014060151000.html…
posted at 19:01:24
「○月としては観測史上最多の降水量」というのは、災害との関わりの関する情報としてはあまり適切でないことが多いけど、このケースにおいては意味のある情報とも思う » 補強工事中の堤防が決壊、約50戸に浸水被害 兵庫・伊丹市の天神川:朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/ASR583HRNR58PIHB003.html?iref=pc_ss_date_article…
posted at 19:04:21
一般的にはそれほど大きな降水が記録されない季節だから流路を狭めた工事を行っていて、そのさなかに「この時期としては大雨」が降った訳ですからね。
posted at 19:09:03
「気象庁によると、市に隣接する大阪府豊中市で」というのはAMeDAS豊中、というか伊丹空港ね。通年の観測値で見れば今回の5/7-8の雨はさして記録的な雨ではないですね。 https://pic.twitter.com/NPj4jdqvFj
posted at 19:09:03
確かにここは天井川ですね→ 大雨で伊丹市の川が堤防決壊 一時828世帯に避難指示、家屋浸水など被害多数 | 総合 | 神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202305/0016327570.shtml… @kobeshinbunより
posted at 19:14:31
朝日新聞やNHKの空撮と、最近の空中写真を見比べると、今回の洪水で流失倒壊した家屋はないように見える。(土砂の多い浸水は無論大変なことですが)天井川の破堤氾濫で、家屋も隣接していたけど流失倒壊に至らなかったのは不幸中の幸いかもしれない。
posted at 19:14:31
川底強化工事箇所の堤防が決壊したという伊丹の天神川、今昔マップでみると結構前から天井川だったようにも見えます。
地理院地図の断面図や地理院地図3Dでみると結構な高さが。(図は高さ方向が強調されてます)
https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=34.810169&lng=135.386802&zoom=17&dataset=keihansin&age=6&screen=4&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=ort_osaka1942&scr4tile=k_ortho&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2… https://twitter.com/i/web/status/1655417898691891200… https://pic.twitter.com/dqRXa3DQsf https://twitter.com/asahi_photo/status/1655407261160996869…
Retweeted by 牛山素行
retweeted at 19:14:45
なにか意味があって言及するつもりは全くないけど、破堤箇所付近で天神川を斜めに潜っている道は、中山寺から分かれていた軍用専用線の廃線跡だね。https://goo.gl/maps/nK2ZjzfU6gpejCKW9…
posted at 19:19:31
@e_toyoda ちょっと話がずれるかもですが、「避難させる」という考え方は、時として自由と尊厳を脅かす方向に作用する事が懸念され、好きではありません。
posted at 13:43:44
各所で報告してきた,昨年の台風15号に伴う災害時の静岡市における家屋被害の(大幅な)重複計上の件、静岡新聞が独自取材で記事にしました。静岡新聞WebとともにYahooニュースにも載っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9389629d40ef9c686398ced904ca162bd18bfcf…
posted at 10:50:29
当方がこの大幅な重複計上の可能性に気づいたのは10月中旬のことでした。その後、10月24日の静岡「県」発表資料からは、「「全壊、半壊、一部損壊」と「床上浸水、床下浸水」に重複計上がある」との注記が入りました。これは適切なことだったと思います。
https://www.pref.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/043/699/1024saitai.pdf…
posted at 10:50:29
災害時に発表される人的被害や家屋被害の数値は、時間が経つにつれて大きく変化します。「状況が判明するにつれて増えていく」と思われがちですが、むしろ総数は減ることが珍しくありません。下記論文の図5に例があります。
http://www.disaster-i.net/notes/20170317_0229.pdf…
posted at 10:50:29
また、家屋被害の内訳が大きく変化することが最近の風水害では一般的です。1ヶ月後以降くらいに、床上の比率が大きく減少し、全半壊の比率がその分増えるなどです。上記論文の図6がその例です。
posted at 10:50:30
災害直後に発表される家屋被害等の数字が混乱してしまうのはむしろ当然のことでとやかく言うことではないと思います。しかし(一般的な規模の風水害で)数ヶ月経っても「何倍」という規模で重複計上があるという例はあまり見たことが無く、いささかどうかと思っていました。
posted at 10:50:30
大変なことが起きたのだし多めの計上は構わないのでは、という考え方もあるかもしれません。しかし、災害時の家屋被害数はその災害の規模感を示す場面で多用され、いわば数字が一人歩きします。厳格に正しい数字にするのは難しいと思いますが、なるべく実態に合った数字が望ましいと思います。
posted at 10:50:31
静岡新聞Webの方の記事も挙げておきます。内容はYahooニュースと同じ。https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1224790.html…
posted at 10:55:39
静岡新聞への寄稿記事。「教訓を学ぶ」だけでなく、基礎知識が重要でしょう、という話です。掲載が年度末に当たったことから、新たな門出の方達に贈る言葉を文末に。いささか説教くさいですかね。 https://note.com/disaster_i/n/n07e8a59f3948…
posted at 12:53:46
12年。今年こそは三陸で、と思っていましたが諸々都合がつかず。写真は2007年8月の高田松原海岸。 https://pic.twitter.com/kOxCM6Xehj
posted at 14:08:38
日本自然災害学会誌「自然災害科学」に投稿した「2022年9月23日~24日の静岡県における豪雨災害の特徴」が掲載決定となり、同学会WebでPDF版が先行公開されています。 https://note.com/disaster_i/n/ne9ad570d0d99…
posted at 12:43:14
@marxindo 難しいことをするのが苦手で、若い頃からずっと「数を数える研究」ばかりしてきた気がします。
posted at 12:33:48
@marxindo ご謙遜かとは思いますが、何か少し気持ちが楽になりました。
posted at 12:57:58
そういえば今の東管って露場もないし積雪深もわからないんでしたね。まあ本庁もそうか・・・ https://twitter.com/Jma_Tokyo/status/1623976061322293248…
posted at 20:51:52
この記事で私の文献が引用されていますが、意図に反する読まれ方がされています。私の意図は「風水害犠牲者の1割は避難行動をとったにもかかわらず被災している」であって、「犠牲者の9割が避難行動をとっていない」ではありません。https://kahoku.news/release/dpr67565.html…
posted at 10:51:57
この趣旨の誤読が非常に多く、私の書き方というか、分類時のラベルの付け方に問題があったのであろうと反省し、「犠牲者の9割が避難行動をとっていないということではない」という論文を、先日改めて書きました。https://www.jsnds.org/ssk/ssk_41_3_189.pdf…
posted at 10:51:57
リスクラインにキキクルを重ねて気象庁HPで表示する、というのは、実におだやかな方向にまとまってよかったなあと思う。 https://twitter.com/JMA_kishou/status/1623578601202528256…
posted at 17:45:31
@kobako 思いのほか定着したことが吉と出たような
posted at 17:49:47
元指導学生の人が某行政機関の中堅になっていて、当方が委員として参加の行政の委員会の事務局担当者に。立派になられて、なんだか目が潤む。
posted at 10:09:49
静岡新聞への寄稿記事。「分かりやすく」って気軽に言っちゃうけど、難しいですよね、という話→ 災害情報の要約 『分かりやすく』の難しさ|牛山素行 #note https://note.com/disaster_i/n/n3025bcb624c1…
posted at 12:00:59
ポスター下部「警察官もみなさんと一緒に避難します」のフレーズが非常にいいと思う。これを明記することは結構勇気が必要だったのではと推察。「支援する側」と見なされる人でもまずは各自の安全確保が第1、ということは繰り返し伝えていくべきことだと思う。 https://twitter.com/SP_saitai/status/1616284623277002752…
posted at 12:31:37
支援する側もまずは各自の安全確保、という話は、以前に次の記事に書いています→ 民生委員の痛ましい事故 まず自身の安全確保を #note https://note.com/disaster_i/n/nf8e61687505c…
posted at 12:39:58
当センターと静岡県が連携して開講している「ふじのくに防災フェロー養成講座」の2023年度受講生の募集がまもなく開始されます。ほとんどの科目がオンライン受講可能。行政機関・指定公共機関等で防災の実務に当たられている方の応募をお待ちしております。https://www.cnh.shizuoka.ac.jp/education/fellow/…
posted at 12:22:01
ありがとうございます。紅谷先生も当講座の講師陣のお一人です。 https://twitter.com/Beniya_Shohei/status/1611246019026759681…
posted at 21:01:01
新しい年になりました。今年もよろしくお願いいたします。
posted at 13:20:02
2022年は洪水・土砂災害による死者・行方不明者が通年で13人と「記録的に少ない」年だったのだけど、大晦日になってこんなことがあるとは。
山形 鶴岡 住宅の裏山崩れ約10棟倒壊 2人と連絡取れず | NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221231/k10013938771000.html…
posted at 12:53:34
このNHKの記事、何で「15キロ離れた鶴岡市桂荒俣」(AMeDAS櫛引)や「35キロほど離れた鶴岡市荒沢」(AMeDAS荒沢)の観測値を示して、直近(東に9km)のAMeDAS鶴岡を使わないんだろう。
posted at 13:11:11
ひょっとして鶴岡では「午前1時までの3時間」の降水量がゼロだから不採用で、降水のあった遠くの観測所を使ったのかな。いや、そこは「最寄りのAMeDAS鶴岡では降水はなかった」と書いた方がいいような。
posted at 13:11:11
そもそも、少なくとも櫛引では積雪深のデータがあって積雪深増えているのだから「午前1時までの3時間に1.5ミリの雨」があったはずはないでしょう。といっても、ここまでデータを読むのは酷な話か。
posted at 13:11:12
現場はここか。土砂災害警戒区域(急傾斜地の崩壊)で、地形図でもがけ記号が描かれているくらい明確な斜面ではあるけど、直近の大雨で生じた崩壊というわけではなさそうで、こういう現象は非常に難しいな。https://disaportal.gsi.go.jp/maps/?ll=38.72316,139.722237&z=16&base=pale&ls=seamless%7Cdosha_kiken_nadare%2C0.8%7Cdosha_kiken_jisuberi%2C0.8%7Cdosha_kiken_kyukeisha%2C0.8%7Cdosha_kiken_dosekiryu%2C0.8%7Cdosha_keikai_jisuberi%2C0.8%7Cdosha_keikai_dosekiryu%2C0.8%7Cdosha_keikai_kyukeisha%2C0.8%7Cdisaster2&disp=000001110&vs=c1j0l0u0t0h0z0…
posted at 13:20:44
しかしなぜ「3時間に」なのかもよく分からないな。
posted at 13:21:22
鶴岡市が公開している土砂災害現場(蛍光ピンクの斜線部分)を今昔マップで見てみると、1970年代に山の斜面が削られていることがわかる。急斜面になっていたようだ。 https://pic.twitter.com/hmWqG7MC01
Retweeted by 牛山素行
retweeted at 14:53:38
藤島さん@shinyahoyaが書いているように、鶴岡市の被災現場付近は1960年代から1970年代の間に大きく地形が改変されてますね。空中写真だけだと今ひとつかもしれませんが、立体視すると1970年代の写真で地肌が見えているところは、斜面がほぼ平面になるくらいに見えます。 https://pic.twitter.com/uIaufZlGUL
posted at 14:58:00
今回被災しているところは、この平面になったところに形成された家屋なので、1980年代頃以降の、かなり新しい集落ということになりそうです。
posted at 14:58:01