承前)神聖ローマ帝国なる巨大な幻を追いもとめたドイツ王たちの影が映るのである。」
以上 菅谷規矩雄『ブレヒト論』イザラ書房(エルンスト・ユンガー『言葉の秘密』法政大学出版局「訳者ノート」にも収載)より。これらを40年前に書かれてしまうともうやることはないという気もするが逆に元気も出る
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承前)神聖ローマ帝国なる巨大な幻を追いもとめたドイツ王たちの影が映るのである。」
以上 菅谷規矩雄『ブレヒト論』イザラ書房(エルンスト・ユンガー『言葉の秘密』法政大学出版局「訳者ノート」にも収載)より。これらを40年前に書かれてしまうともうやることはないという気もするが逆に元気も出る
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承前)カトリック的中世を世界の秩序として夢みたノヴァーリスの《キリスト教あるいはヨーロッパ》、あるいはまたニーチェがよびだしたディオニソスとアポロの世界ギリシア。そしてユンガーもやはり、《言葉とからだ》でははるかにローマ帝国の支配秩序によびだされている。(続)
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retweeted at 23:59:51
承前)この縮小は、音韻をさらに母音に還元してゆく始原への回帰と対応する。…/ドイツ文学では数かずのメタフォルの思想が、作品の原理を確立する以前のところで、夢みられた過去への回帰をしめすのである。リパブリックの夢を、古典ギリシアの世界へと注ぎこんだ《ヒュペーリオン》のヘルダーリン、
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承前)…始原の領国へ達しようとするユンガーの文体は、ドイツ文学のひとつの宿命ともいうべき背理を負っている。それはかれのメタフォルの方法である。言語を語義と音韻にわける。このときすでに音韻はそれが現象する場を、語という単位にまで縮小されている。(続)
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retweeted at 23:59:43
言葉と近代の超克に関して菅谷規矩雄のエルンスト・ユンガー母音論。「ナショナリズムを基底としてナチズムを超出」し「秘密のドイツ」への通路ともなる思想の原理の一端示す:「《母音頌》は1934年に発表されている。この時ユンガーのメタフォルの思想は、きわめて危険な様相を示していたのである(続
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retweeted at 23:59:37
三島由紀夫の書斎に、自身の翻訳したユンガー『言葉の秘密』(1968年刊)が置かれていたことを、菅谷規矩雄は知っていたのかなあ?
posted at 23:58:20
@saqrako どのような造反教官のことなのか分からないけれど、1968年闘争においては造反教官はしばしば見られた。例えばユンガーの『言葉の秘密』の訳者でもある菅谷規矩雄も造反教官だったはず。
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retweeted at 23:55:58
わが卒塔婆つきたてるまでは もうどこまでも生きるー菅谷規矩雄さん「飢えと美とを」より/吉本隆明さん「修辞的な現在」に収録ー
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retweeted at 23:53:46
菅谷規矩雄というと同じく名古屋大学にいた廣松渉と共に70年安保時の〈造反教官〉として名を馳せた方だけれど、そのロワイヤリストのフランス人女性教師やハイデガーについての言葉の在り様を追うと、廣松『〈近代の超克〉論』と並んで、〈造反〉の奥行き感じることが出来。 『飢えと美と』
posted at 23:50:04
…あの神聖ローマ帝国のドイツ王たちの幻であることは、ほとんどうたがいようがない—この幻こそはかれが《詩》の究極にもとめているものだ。わたしはそのようにハイデッガーを読んでいるわけである。〉とも記し。 菅谷規矩雄『飢えと美と』「地中海-半世界的」から
posted at 23:42:24
続けて菅谷規矩雄は、ハイデガーが手塚富雄教授のいた戦後の東京大学についても〈kaiserliche universität tokio 東京帝国大学〉と表記していたことに触れ、〈ハイデッガーじしんがカイザーという言葉において本質的に体験しているのは、まさしくあの神聖ローマ帝国のドイツ王たちの幻であることは…
posted at 23:37:04
菅谷規矩雄というと東京教育大学‐東大独文科で学んでおり。ロワイヤリストのフランス人女性教師、東京教育大時代の先生かな…?
posted at 23:28:44
…先生のほうはニッポンにはテンノウがいるではないか、レピュブリックではあるはずがないと言い、さらにじぶんはテンノウがすきであり、フランスにはいまでも少数ながらロワイヤリストがいるのであって、じぶんもそのひとりである……と語ったのだった。〉と珍しく書き記したそのエピソード強烈で!
posted at 23:24:07
菅谷規矩雄『飢えと美と』は、詩人-ユンガー翻訳者菅谷による戦後詩人論カフカ論カミュ論リルケ論で。あまり自身について記さぬ詩人が、学生時代にフランス人の女教師に「ニッポンはレピュブリックかロワイヤームか」と問われて、〈レピュブリックだと答えたわたしは、ノン!と一蹴されて当惑し、… https://twitter.com/atoreides/status/1572938739621711879…
posted at 23:17:01
仁義なき戦いシリーズの島津利章が音楽担当の円谷プロSFTVドラマ、小松左京原作『猿の軍団』第22話、チンパンジー軍人によるゴリラ派政府要人たちへの相次ぐ暗殺シーンが、私の近代日本テロリズムの原イメージだったことを『別冊映画秘宝 円谷プロSFドラマ大図鑑』を読んでいて思い出した…
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retweeted at 23:07:25
霊長類にも造詣が深かった小松左京は、『#猿の惑星』における「凶暴なゴリラvs温厚なチンパンジー」の設定が不満で、ノリノリで原作を手掛けた『SFドラマ #猿の軍団』では「温厚なゴリラvs凶暴なチンパンジー」という独自の設定を考案。
https://twitter.com/morihikosaitou/status/653299817599209472…
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retweeted at 23:07:09
非公開
retweeted at xx:xx:xx
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照)@Molice
なお、チンパンジーの共食いについての記事がこちらに。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/020100036/?ST=m_news…
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retweeted at 23:05:17
今西錦司-武田泰淳-安岡章太郎『人間はどこへ行くか』鼎談では、安岡が、京大生の目撃した「チンパンジーの共食い」例を知った大江健三郎が興奮して電話をかけてきた、というエピソードを披露し。 なるほどチンパン共食い、大江健三郎好きのする案件な!
posted at 23:01:57
梅棹〈サイボーグを問題にするならば、ネクタイとか靴とかが、人間性にとって何であったか、という問題を、いま改めて問いなおさねばならん…〉
石田〈…人間の疎外は、人間にとって必然的というか、むしろ宿命で、かえってこれまでの人間性の観念の方が検討しなおされる必要があるということになる〉
posted at 22:54:56
今西錦司-梅棹忠夫-石田英一郎『人間の未来を語る』鼎談では、梅棹が「サイボーグ」を話題に挙げ。梅棹は〈目的を設定して、それに自分を適応させていくことが新たなる人間性の発展であるならば〉と「サイボーグ」を肯定的に捉えたうえで…
posted at 22:45:13
『今西錦司座談録』は、今西の対談鼎談座談会がまとめられたものなのだけれど、その面子が流石のメンバーで! 湯川秀樹、梅棹忠夫、司馬遼太郎、武田泰淳、安岡章太郎、小松左京、河合雅雄…。 小松-米山俊直との鼎談はインセスト・タブーの話題が拡げられ、『日本沈没』のラストが思い起こされたり。 https://twitter.com/atoreides/status/1572938739621711879…
posted at 22:37:09
梅棹忠夫『日本とは何か』は梅棹のNYジャパン・ソサエティでの講演や、レヴィ=ストロースらを前にしてのコレ―ジュ・ド・フランス連続講義を活字化したもので。 後者では生態史観-〈歴史への生態学的アプローチ〉にも踏みこんで、仏の聴衆にどのように了解なされたのかな…?
posted at 22:28:24
浦和宿古本いちで梅棹忠夫『日本とは何か 近代日本文明の形成と発展』(NHKブックス 昭和61年刊)と『今西錦司座談録』(河出書房新社 一九七三年刊)、菅谷規矩雄『飢えと美と』(イザラ書房 昭和五十年刊)、それにエンツェンスベルガ―『政治と犯罪』(野村修/訳 晶文社 1966年刊)を購入。
posted at 22:19:53
そうやって自分たちでもの凄いトラウマにしようとしているよな。。
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retweeted at 22:11:09
「国葬は安倍政権の完成を手助けすることになる」とか、安倍元総理の国葬に特殊なこだわりを見せる人って、フロイトが『モーゼと一神教』で、イスラエル民族による原父モーゼの殺害が、民族的トラウマとなってユダヤ民族を呪縛している、という仮説を出したようなものとして国葬を捉えているのかな。
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retweeted at 22:11:06
ウィーンでの彼女のスキャンダルについてツィートしたユンガー研究者Olena Semenyakaも、この記事で言及されるStepan Bandera(バンデラ)の系譜に連なる。研究対象としてユンガーの他、ユリウス・エヴォラ、ハイデガーら。「ユンガーの記憶の政治とウクライナ」と題した声明
https://intermarium.org.ua/en/ernst-jungers-politics-of-memory-and-ukraine-from-the-second-world-war-to-the-intermarium-announcement/…
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retweeted at 22:06:06
『ユリイカ』の「Jホラーの現在」特集号、『ザ・ミソジニー』を観るまでは頁を開けまい、と封じているのだけれど、先に読んだ知人が「ユリウス・エヴォラの翻訳を早よう!」と叫んでいて、え、え、どういう本なの…?
posted at 22:00:18
【本日発売!ユリイカ9月号】
特集=Jホラーの現在
『リング』『呪怨』の公開から20年あまり、いまも“Jホラー”の文脈は息づいている。9月には『この子は邪悪』『ザ・ミソジニー』『“それ”がいる森』が待っている……。Jホラーの現在を恐れずふり返ってみるとしよう。http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3721&status=published… https://pic.twitter.com/M66cNQt1mi
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retweeted at 21:55:30
本文後半で大きく論じている高橋洋『ザ・ミソジニー』、昨日より公開です。すでに読んで下さった方も、そうでないひともぜひ
https://misogyny-movie.com/
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retweeted at 21:54:32
山本浩貴「死の投影者による国家と死」(「ユリイカ」特集=Jホラーの現在)冒頭公開|hiroki_yamamoto+h @hiroki_yamamoto #note https://note.com/hirokiyamamoto/n/n2ba64d66ee9f…
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retweeted at 21:53:56
『無断と土』の山本浩貴氏、『ユリイカ』の「Jホラーの現在」にも文を寄せておられるそうで。 そちらどのような…?
posted at 21:53:36
三島由紀夫『英霊の聲』、成程、異常レポートで! 技巧的な文体に韻文が孕まれるという凝ったスタイルでありながら、異様な生っぽさ、これは実体験なのではないか?と思わせて来る不気味さがあり。いや本当に、『英霊の聲』で描かれた出来事、実際に起こったことなんじゃないの…?
posted at 21:44:19
鈴木一平+山本浩貴『無断と土』を漸く読んだ。これは確かに異常だし、異常“レポート”としての方向性は三島由紀夫『英霊の聲』を彷彿とさせる気も…
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retweeted at 01:54:00
現代の(耳無し芳一)的ホラーは、三島由紀夫『英霊の聲』に他あるまい。三池監督、窪塚主演(川崎君役)で是非映画化していただきたい。
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retweeted at 01:51:27
本山貴春/選挙コーチ™️🇺🇦🇮🇱🇯🇵@motoyama1982
本作には三島由紀夫の人格AIが登場します。美洲(みしま)神社の御祭神になっており、祝詞は「英霊の聲」です。
#ネタバレ https://twitter.com/motoyama1982/status/1292774256250503170…
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retweeted at 01:18:45
ゴジラと金閣寺描いてくれとAIに丸投げしたら「金閣寺と合体したゴジラ」が出てきたんだけど、手前にいるの誰? 三島由紀夫?
#midjourney https://pic.twitter.com/aTz0YXS6Cu
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retweeted at 01:13:31
BS松竹東急で、昨年末に成河が出演しましたリーディング公演『ローマ帝国の三島由紀夫』が放送されます。
10月1日(土)深夜24:30~OA
(10月15日にもリピート放送があります)
BS放送が視聴できる方は無料でご覧いただけます。
https://www.shochiku-tokyu.co.jp/program/6412/
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retweeted at 00:40:24
ドゥニ・ヴィルヌーヴ『ボーダーライン』、自分が見たのは今月17日放映のBS-TBSバージョンなのだけれど、こちら〈おいしい水〉のCMの直ぐ後に水責め拷問場面となって。もちろん偶然なのだろうけれど、何やら麻薬戦争のドラマと日常消費との繋目が露出してしまったかの触感が! https://twitter.com/atoreides/status/1572597370290073607…
posted at 00:13:00
@gundam_hathaway #閃光のハサウェイ質問
村瀬監督の前作『虐殺器官』では、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『ボーダーライン』を感じたのですが、今作を制作するにあたって村瀬監督が参照されていた作品はあったのでしょうか?
個人的には、公開されている冒頭部分のシークエンスは『ジョン・ウィック』を感じました。
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retweeted at 00:05:18
@kipplemaker ああー、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督には『The Indifference Engine』をやって欲しいです。
で、ノーランの『虐殺器官』と見比べたくないですか?
イヤらしい笑いで浮かべながら。
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ポール・トーマス・アンダーソン監督でチャック・パラニューク『ララバイ』
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督で伊藤計劃『虐殺器官』
#わたしが石油王になったら作る映画
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retweeted at 00:05:12
言語により変化進化する思考を映像化出来たドゥニ・ヴィルヌーヴなら虐殺の言語の翻訳『虐殺器官』を実写映像化出来るのではないだろうか。
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retweeted at 00:04:26
虐殺器官のアニメ版の予告を見るたびにドゥニ・ヴィルヌーヴに実写版を撮らせろという気持ちがわき上がってくるし、なんならジョン・ポール(演:トム・ハンクス)とシェパード大尉(演:ジェシー・アイゼンバーグ)がプラハで初めて邂逅するシーンは既に頭の中で完成してますね https://pic.twitter.com/0cZB4DGgjG
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retweeted at 00:03:55